Concert コンサート情報>IL VOLO イル・ヴォーロ
profile写真左からジャンルカ、イニャツィオ、ピエロ

イル・ヴォーロ(IL VOLO)は若き3人のイタリア人男性オペラ歌手によるユニットで、ジャンルカ・ジノーブレ(Gianluca Ginoble・アブルッツォ出身)、ピエロ・バローネ(Piero Barone・シチリア出身)、イニャツィオ・ボスケット(Ignazio Boschetto・ボローニャ出身)で構成。

アンドレア・ボチェッリの歌声を彷彿とさせるイケメン、ジャンルカの懐深く甘い歌声、メガネ姿にまだあどけなさが残る顔立ちとは対照的な美しく力強いピエロの歌声、高いパートは俺に任せろと言わんばかりの安定感と安心感、繊細な表現力が光るイニャツィオの類稀な歌声、それぞれ全く異なる個性を持ちつつ、それがグループとして不可逆的に融合し、絶妙なテノールの世界を生み出している。

“イル・ヴォーロ”は、イタリア語で“The Flight”(飛ぶこと、飛行)の意味で、世界に羽ばたき飛んでいく彼らのイメージからきている。メンバーはこう語る。
「僕たちは(クラッシック)音楽の僕たちの愛を世界中の人々と共有したいと思っているんだ。僕たちと同じ世代の子供たちともね。」


ジャンルカ・ジノーブレ (Gianluca Ginoble) 1995年2月11日生まれ(21歳) イタリア・アブルッツォ出身
イニャツィオ・ボスケット (Ignazio Boschetto) 1994年10月4日 生まれ(22歳) イタリア・ボローニャ出身
ピエロ・バローネ (Piero Barone) 1993年6月24日生まれ (23歳) イタリア・シチリア出身

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2009年 3人(当時14~15歳)はイタリアのテレビ局RAIの人気オーディション番組『Ti Lascio Una Canzone(Leavin’ You a Song)』でそれぞれソロ歌手として出演、イタリア音楽界の大御所トニー・レニスの目にとまり、グラミー賞受賞ヒットメーカー、ウンベルト・ガティカ(マイケル・ジャクソン、セリーヌ・ディオンなどを手掛ける)と1stアルバムのレコーディングが決定する。
トニーはこう語る。
「最初フェイクだと思ったよ。まさか3人の子供、14歳と15歳がまるで45歳のテノール歌手のように歌うとは!」
2010年 1stアルバムをリリース。本国で大ヒット
2011年 米国ビルボートトップ200に10位で初登場、最高6位(クラシックチャート1位)で大ヒット
2013年 世界で最も美しい教会の一つと言われるイタリア・アッシジの聖フランチェスコ聖堂で讃美歌やクリスマス・キャロルを歌ったコンサートの模様は収録され、12月25日、法王によるミサの後に放映された。
2014年 ラテン・グラミー賞でベスト・アーティスト賞とベスト・ポップ・アルバム賞の2つに常にノミネートされ、ベスト新人アーティスト賞とラテン・ポップ・アルバム賞の2部門受賞。
(ラテン・グラミー賞は全世界およそ80カ国に放送されており、過去の受賞者には、サンタナ、リッキー・マーティン、クリスティーナ・アギレラ、ウィル・アイ・アム、シャキーラ等、日本でも広く知られているアーティストが名を連ねている。
2015年 2月イタリア最大の音楽の祭典 “サンレモ音楽祭”で優勝。
(イタリア・リグーリア州のサンレモで1951年より毎年開催されているポピュラー音楽の音楽祭。ジリオラ・チンクェッティ、ボビー・ソロ、ウィルマ・ゴイクなどのスターを輩出。)
ミュージック・ビデオ再生回数4,200万回、Vevo史上最も再生回数多いイタリア楽曲。
(VEVO(ヴィーヴォ)はミュージック・ビデオおよびエンターテインメントの動画配信サイト。無料配信されるミュージック・ビデオは米 ソニー/ユニバーサル/EMI レーベルです。マイケル・ジャクソン、U2などの大物アーティストの動画もある)
2016年 ヨーロッパ、ラテン・アメリカでのワールドツアーはどれもソールドアウト!
(ヨーロッパ21公演、アメリカ、ラテン・アメリカ33公演 計54公演 約20万人動員)
ニューヨーク: バークレイセンター
(cap18,000ポールマッカートニー、QUEEN、ブルノーマースなども公演を行う野外劇場)
ワシントンDC: ジョン・F・ケネディ・センター
 ロサンゼルス: ドルビー・シアター(アカデミー賞の授賞式行われる場所)
イタリア・フィレンツェのサンタ・クローチェ広場で3大テノールのドミンゴと共演し、約3万人のオーディエンスが集結
2017年 ヨーロッパー、アメリカ、ラテン・アメリカツアーでは45都市57公演を行う予定 (約25万人動員)
ヴェローナ2公演: アレーナ・ディ・ヴェローナ(cap20,000)
ローマ2公演: パラロットマティカ
(cap11,000イタリアのポップス界の大御所として高い人気を誇るジャンナ・ナンニーニもそこでは1公演)
ロンドン: ロイヤル・アルバート・ホール(cap7,000 エリック・クラプトンも公演を行う人気劇場)
羽生結弦が2016年~17年 シーズンエキシビジョンで「NOTTE STELLATA (THE SWAN)」を使用。
タチアナ・タラソワ氏から「ユヅルにぜひ使ってほしい曲がある」と言われてプレゼントされた曲。
プルシェンコは2016年NHK杯スペシャルエキシビジョンで「グランデ アモーレ」を使用。


「この魅惑の夜、星空の下でピエロ、イニャツィオ、ジャンルカと共に過ごし
彼らを指揮することができるのはとても幸せだ。
フィレンツェのような美しい街で!
多くの人々がクラシック音楽を聴くようになったきっかけは、 ルチアーノ、ホセ
そして私が歌った『三大テノール』コンサートだった。
この3人の青年たちは、私たちの思いを継いでくれている。 」

—プラシド・ドミンゴ
(2016年イタリア・フィレンツェのサンタ・クローチェ広場で共演したコンサートにて)
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予定曲目
「GRANDE AMORE 」(プルシェンコ使用曲)「NOTTE STELLA(THE SWAN)」(羽生結弦使用曲)「オー・ソレ・ミオ」「星は光りぬ」
「グラナダ」 「アヴェ・マリア」「Nessun Dorma~誰も寝てはならぬ~」(歌劇『トゥーランドット』より)  ほか