フランス映画音楽の伝統を受け継いだパトリス・ペリエラス氏を指揮者に迎え、フランシス・レイ本人が選曲・監修する特別プログラム。“メロディー・メーカー”フランシス・レイ 珠玉の演奏が会場中に散りばめられる。予定演奏曲は、「男と女」「ある愛の詩」「愛と哀しみのボレロ」他。
名画を彩る珠玉の美しいメロディーが堪能できるフランシス・レイ・オーケストラ。思わず口ずさみたくなるメロディーで、きっと貴方も虜になる。クロード・ルルーシュ監督作品、「男と女」の “ダバダバダ”のメロディーは あまりにも切なくそして印象的である。
フランシス・レイ監修の元、日本公演のために結成された特別オーケストラ。メンバーは欧州のトップ・アーティスト を中心に編成。今回の公演では、日本人出演者も迎え、スペシャル・コラボレーション公演を行う。
フランシス・レイに才能を認められ、彼の後継者として活動する音楽家。作曲家、ピアニスト、 指揮者としてシャルル・アズナヴールやダイアナ・ロスらとの仕事を経験。演奏家としての評 判も高く、特にレイモン・ルフェーヴルからの信頼は厚く1984年以降の日本公演にはキーボ ード奏者として同行し、後の活動に影響する多くの経験と学びを得る。また1997年フランス で初演され劇団四季の演目となった「壁抜け男」では巨匠ミシェル・ルグランの信任の元、音楽 アドバイザーとして来日し成功をもたらしている。 フランス・オーケストラの伝統と美しいメロディーを今後も受け継いでいく事が自分の役割としている。
1932年4月 南フランス、ニース生まれ。 9歳からアコーディオンを学び、地元の音楽院で正規の音楽教育を就学。
やがて彼の才能を高く評価した女性歌 手クロード・ゴアッティに薦められ、 23 歳でパリに上り、ムルージ、ジュリエット・
グレコなどの歌手に楽曲を提供。1964 年、フランスにボサノバを紹介したとされる歌手兼俳優のピエール・バルーの仲介で
若き映画監督クロード・ルルーシュ と出会い 1966 年の映画「男と女」の音楽を担当。その後は、今も名画として語り継がれる
「白い恋人たち」、「ある愛の詩」の音楽を担当。この世界的な大ヒット作品によって、映画音楽の第一人者としての地位を築き上げた。
※フランシス・レイ本人の出演はございません。
©Stephane de Bourgies, photographer